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【これからの見通し】ドル円111円台乗せ、円安にドル高も加わるか

配信日時
2018年7月10日(火)15:45:00
掲載日時
2018年7月10日(火)15:55:00

【これからの見通し】ドル円111円台乗せ、円安にドル高も加わるか

 東京市場でドル円は111.20近辺まで買われた。足元でも111円台を維持しており、5月21日以来の高水準となった。この日の高値111.40レベルを上抜けるようだとさらに上値を試す可能性が広がりそうだ。きょうはドル円相場の分岐点として注目されそうな状況になっている。

 ドル円の堅調さにはこのところのクロス円の上昇の動きが寄与している。世界的に株式市場が上向きとなっており、リスク選好的な圧力が働いているようだ。先週末の米中関税発動で、ひとまずこの問題はアク抜けした感がある。米国では今週から米決算シーズンが始まる。きょうはペプシコの決算が発表される。週末金曜日には大手金融機関の決算発表が控えている。トランプ相場には好悪両面が備わっており、減税効果による企業業績アップといった好材料の面が台頭してくる可能性もありそうだ。

 このあとの海外市場では、あすあさっての米物価統計発表を控えて、今日は主要な米経済指標発表は予定されていない。米求人件数(5月)程度の発表。カナダでは住宅着工件数(6月)と住宅建設許可(5月)が発表される。

 ロンドン市場では、一連の英経済統計が発表される。鉱工業生産(5月)、製造業生産高(5月)、商品貿易収支(5月)など。ドイツでは、ドイツZEW景況感指数(7月)が発表される。また、きょうから5月分の月次英GDPの発表が始まる。新たな指標に市場の反応は未知数だが、市場の反応について今後チェックを続けてゆきたいところ。

 当のポンド相場は不安定な動きとなっている。昨日遅くに、とうとうボリス・ジョンソン英外相が辞任を表明。ポンド売りの反応が広がった。ただ、ポンド円の上昇圧力には根強いものがあり、ポンド相場は政治面からの下げ圧力とのせめぎ合いとなっている。

 トルコリラは昨日の財務相人事の発表を受けて急落した。足元では買い戻しの動きがみられるが、戻りは限定的。ドル買い・リラ売りの動きが相場全体のドル買い志向に波及するかどうか。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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