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ドル円は戻り売り トランプ発言や新興国通貨の下げ加速で円高の動きも=NY為替前半

配信日時
2018年6月8日(金)03:21:00
掲載日時
2018年6月8日(金)03:31:00

 きょうのNY為替市場、ドル売りが続く中、円高の動きが見られ、ドル円は一時109.50円を割り込む場面も見られた。日米首脳会談を前にトランプ大統領と安倍首相の会見が行われ、北朝鮮問題に関して言及した。「北朝鮮問題は1回のディールではない。北朝鮮が核を放棄しなければ合意はない」などと述べたことで円高の動きが出たとの見方や、南ア・ランドやメキシコペソ、ブラジルレアルなど新興国通貨の下げが加速したこともリスク回避の雰囲気を強めたとの指摘も出ている。

 明日からカナダで開催されるG7サミットを控え、貿易問題がドル円の上値を重くしているほか、ここにきて来週のECB理事会に対するタカ派ムードが強まっており、ユーロが対ドルで買戻しが強まっていることも圧迫しているようだ。

 G7サミットに関しては米国の関税措置に各国から非難が集まっており、合意文書が出されないのではとの観測も出ている。恐らく何らかの解決策が出る可能性は低いと見られている。

 ドル円は前日に200日線に到達したが、跳ね返された格好となっている。短期筋の見切り売りも出ている模様。

 一方、ユーロの買い戻しが続いており、ユーロドルは一時1.1840ドル近辺まで上昇。ローソク足は21日線の上に出る動きが見られている。来週のECB理事会への期待が高まっており、ユーロ買い戻しにつながっている。

 ユーロドルは今月に入ってリバウンドの動きを続け、きょうは1.1840ドル近辺まで戻している。4月中旬からの下落のフィボナッチ38.2%戻しが1.1855付近に来ている。38.2%戻しはリバウンド相場の第1関門だが、そこを抜ければ、50%戻しの1.1960ドルまでの上昇の可能性も高まる。

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