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ドル円は200日線付近に上昇 米経済への期待がサポート=NY為替概況

配信日時
2018年6月7日(木)06:02:00
掲載日時
2018年6月7日(木)06:12:00

 きょうのNY為替市場、ドル円は序盤こそ伸び悩む動きも見せたものの終盤になって再び買いが優勢となり、200日線付近に上昇している。米株式市場でダウ平均が300ドル超上昇し2万5千ドル台を回復、米国債利回りも上げが続いていることからドル円も堅調さを維持しているようだ。

 週末にG7サミットが予定されており、貿易問題が協議される予定。米国と他国との溝は大きく協議は難航しそうだ。その点はリスクとして意識されそうだが、先週の米雇用統計の強さなど米ファンダメンタルズへの期待感が今週は高まっており、インフレや利上げ期待が高まる中、日米の金融政策の格差拡大観測がドル円をサポートしている模様。

 明日の日本時間23時のNYカットで110円ちょうどのオプションの期日到来が大量に観測されており、それに絡んだ動きも見られた。

 ユーロは買い戻しが続いており、ユーロドルは一時1.18ドル手前まで上昇。本日の21日線が1.1755ドル付近に来ており、明日以降の動きが注目される展開となっている。

 前日に、ECBが14日の理事会で量的緩和(QE)終了を予断を持たず議論するとの報道が伝わり、市場のムードに変化が出ている。第1四半期の景気減速が一時的なものなのか、まだ経済指標では確認はできておらず、今月のECB理事会では、出口戦略に関しては積極的な議論は行われないと見られていた。現在の資産購入は9月で終了するが、その後の出口戦略に向けた具体策が公表されるのは早くても7月と見込まれている。

 貿易問題や政治リスクなどを考慮すると、来週の理事会で何らかの具体策が公表される可能性は低いように思われるが、ドラギ総裁が会見で何らかのヒントを示す可能性はあるのかもしれない。

 ポンドは伸び悩む展開。EU離脱法の修正案が上院から出ており、来週火曜日には下院で採決が予定されている。もし、メイ首相が敗北するようであれば、早期の総選挙の可能性が高まり、事態は流動的になる。そのような中、きょうはユーロに資金が流入しており、ポンド買いは見送られていたようだ。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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