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スティープ化も見られドル底堅い ドル円は111円うかがう展開に=NY為替前半

配信日時
2018年5月18日(金)02:29:00
掲載日時
2018年5月18日(金)02:39:00

 きょうのNY為替市場、NY時間に入ってドル買いの動きも一服しているものの、ドル買いの流れは続いている。米10年債利回りはきょうも上昇の一方で、2年債など短期ゾーンの利回りは低下。イールドカーブのスティープ化の動きも見られ、ドルをサポートしている模様。

 ドル円はやや伸び悩む動きも見せているものの、110円台後半まで上昇している。一時110.85円付近まで上昇。東京時間には戻り売りも出て伸び悩んでいたものの、ロンドン時間になって再び買いが強まっている。上値メドとなっていた今週高値の110.45円水準を突破してきたことで勢いづいているようだ。111円台を試しそうな気配だ。

 反応は限定的だったが、この日発表になったフィラデルフィア連銀景気指数は予想外の強い内容となっていた。米製造業の景況感は力強くFRBの利上げ期待は根強い。一方で、今週発表の日本のGDPは予想以上のマイナス成長で、明日の4月の全国消費者物価も日銀のインフレ目標を目指す気配はまだないようだ。日米の金融政策の格差の乖離は拡大している。

 ユーロドルは下値模索が続いている。ロンドン時間には一時、1.1780ドル近辺まで下落した。NY時間に入って1.18ドル台に戻す場面も見られたものの上値は重い。短期筋のショートカバーをファンド勢の戻り売りが上値を抑えているようだ。上値ではファンド勢の戻り売りオーダーが断続的に入っているとの観測も聞かれる。

 イタリアの「五つ星運動」と「同盟」のポピュリスト政党の2党が連立協議で合意したと伝わった。ECBに対する2500億ユーロの債務減免は合意から削除されたようだ。しかし、EUに対して再考を求める姿勢は盛り込まれている。今後、ユーロへの影響がどのように出るか注意を払う必要がありそうだが、いまのところはユーロ相場は冷静に受け止めているようだ。

 目先は今週安値の1.1765ドル付近と、その下は12月安値の1.17ドル台前半が意識される。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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