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【これからの見通し】米債利回り上昇急ピッチで、ドル相場も局面が変化

配信日時
2018年5月16日(水)15:45:00
掲載日時
2018年5月16日(水)15:55:00

【これからの見通し】米債利回り上昇急ピッチで、ドル相場も局面が変化

 昨日は米長期債利回りの上昇が進み、ドル買いが優勢になった。米10年債利回りは3%台乗せから一気に3.1%手前まで上昇した。ドル円はしっかり110円台に乗せ、ユーロドルは1.18台割れに迫る動きをみせた。ユーロドルは昨年来安値を更新した。米10年債利回りとドル相場との相関性が再び高まってきており、ドル相場も局面に変化がみられている。

 そのなかで、短期的には市場のドル高への備えは不十分なようだ。通貨オプション市場では、ドル円やユーロドルなどドル関連の短期ボラティリティー水準が上昇してきており、今後もこの傾向が続く可能性がありそうだ。債券市場ではフラットニング化の解消が再び進むかどうかが鍵。この場合、ドル高相場もある程度持続性がでてきそうだがどうか。

 この後の欧州市場では、ユーロ圏消費者物価指数・確報値(4月)が注目される。前年比+1.2%、コア前年比+0.7%と予想されており、通常の消費者物価よりは低めにでるとされる米PCEデフレータの2%との対比が際立つ可能性がある。ユーロドルの下値トライにつながりやすいことに留意したい。また、ドラギECB総裁が会合であいさつを行う予定となっており、内容をチェックしたい。

 NY市場では、住宅着工件数(4月)、住宅建設許可件数(4月)、鉱工業生産(4月)、設備稼働率(4月)などが発表される。原油相場にとっては米週間石油在庫統計が発表される。NY市場引け後にはブラード・セントルイス連銀総裁が予定されている。また、米朝首脳会談がスムーズに開催されるかどうかやや不透明感がでてきており、関連報道にも注意したい。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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