FX外国為替情報のKlug(クルーク)
為替、海外投資でハイリターンを得るためのニュース、レポート、コラムを掲載

<来週の注目材料>個人消費の堅調さ継続はドル買いをサポート?~米小売売上高

配信日時
2018年5月12日(土)17:00:00
掲載日時
2018年5月12日(土)17:10:00

 欧州・英国などの指標が弱めに出る中、好調さを基本的にキープしている米国。もっとも4日の米雇用統計は若干の弱さを見せており、今後についてやや気になるところとなっています。

 そうした中、来週は個人消費動向をまともに表す小売売上高(4月)の発表が控えています。

 昨年末から弱めの数字が続いた小売売上高ですが、前回3月分の小売売上高(4月16日発表)は、4か月ぶりに前月比プラスを記録。警戒されていた消費の底堅さにドル買いに安心感が出る結果となりました。

 1月に発効した所得減税の効果が多くの対象者にとって、2月後半ぐらいから反映されてきたことで、消費を押し上げる格好となったようです。

 ガソリンスタンド売り上げや建材や衣料など弱めの項目もありましたが、自動車及び同部品が大きく増加したほか、家具・家電など耐久消費財の堅調な数字が目立っていました。

 こうした状況を受けて今回の数字ですが、予想は全体の数字が+0.4%、自動車を除いたコアが+0.5%とかなり好調な数字が見込まれています。

 4月は新車販売がいまいち振るわなかったこともあり、自動車部門の低下が見込まれ、全体の数字自体は前回の+0.6%から鈍化とはいえ、+0.4%はかなりの高水準。
 自動車を除いた数字の+0.5%もかなり強めの数字となっています。

 なお、4月は原油高の影響もあって、ガソリン価格が全米全種平均で3月の1バレル2.709ドルから、2.873ドルまで約6%の上昇を見せており、ガソリンスタンド売り上げの大幅改善が見込まれます。
(一部地域を除いて生活必需品の為、価格上昇がそれほど消費の減退につながらず、売上高ベースでは価格上昇分増加が見込まれます)

 所得減税の効果がまだ続くと見られていることなども、小売売上高の押し上げ要因となりそうで、かなり強気な予想とはいえ、十分にあり得そうな状況です。

 予想もしくはそれ以上の数字が出てくると、ドル高の流れを支える結果となりそうです。

minkabu PRESS編集部 山岡和雅

過去記事カレンダー

2018年1月2月3月4月5月6月7月8月    
2017年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2016年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2015年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2014年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2013年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2012年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2011年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2010年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2009年1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2008年 2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

メールマガジン

山岡和雅が毎日発行!
外国為替ディーラーの心の中

毎日の為替相場を、市場参加者の目を通して判り易く解説。為替ディーラーの本音は?【まぐまぐ殿堂入り】

バックナンバー

朝刊 ニューヨーク為替市場レポート
米国市場の動きを、朝一番に配信!! FX、外国為替、米国株、米国金利など、テレビやWEBサイトでは得られないニューヨーク金融市場情報のほか、アナリストの独自解説も配信します。

バックナンバー

powered byまぐまぐトップページへ