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【これからの見通し】米債利回りなど金利動向に目が向きやすくなっている

配信日時
2018年4月24日(火)15:45:00
掲載日時
2018年4月24日(火)15:55:00

【これからの見通し】米債利回りなど金利動向に目が向きやすくなっている

 昨日の海外市場では為替相場は全般的にドル買いに傾いた。ドル円は107円台後半から108円台後半へと上昇、値動きが活発になった。ユーロドルやポンドドルも約100ポイント幅で下落(ドル高)の動きがみられた。

 背景としては米長期債利回りの上昇が最も有力な材料。これまで米景気の好調さのわりには米長期債利回りが低調に推移し、インフレ低迷とともに謎の相場展開が続いたが、ここにきて短期債と長期債の利回り格差が拡大してきており、謎の状況は解消されつつある。さすがに、米5-30年債利回りの逆転現象までは行き着かなかったようだ。また、一連のトランプ政権をめぐる貿易問題や北朝鮮核問題などが落ち着いてきており、米長期債への安全資産買い需要が後退した面も加わったもよう。いずれにしても、ポジションの巻き返しが始まると、理由に関わらずポジションの偏りが解消されるまで続く可能性があり、今後も注意したい。
  
 この後の海外市場では、注目度が中程度の経済統計の発表が予定されている。ドイツIfo景況感指数(4月)、英公共部門ネット負債(3月)、米S&Pケースシラー住宅価格(2月)、米新築住宅販売件数(3月)、米コンファレンスボード消費者信頼感指数(4月)など。今週木曜日にはECB理事会が開催されることから、ドイツのIfo景況感指数にユーロ相場が敏感に反応する可能性がある。今回の事前予想は102.8と前回の103.2から低下する見込み。先日発表されたドイツZEW景況感指数は米中貿易戦争への警戒感が数字をマイナスへと押し下げていたが、きょうのIfo統計はどうか。

 米国では、コンファレンスボード消費者信頼感指数(4月)が景気動向を知る上で参考となりそうだ。事前予想は126.0と前回の127.7から低下する見込み。一方、米新築住宅販売件数(3月)は年率換算63万件と前回の61.8万件から増加する見込み。

 きょうは米仏首脳会談が行われる。再びトランプ米大統領からの発言に市場が敏感に反応する可能性もあり、念のため注意は必要に。米株式市場では、企業決算発表がたけなわとなっている。コカコーラ、ベライゾン、キャタピラー、3M、テキサス・インスツルメンツ、コーニングなどが発表される。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

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