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【これからの見通し】週明けの海外市場、シリア攻撃のあく抜け感はでるのか

配信日時
2018年4月16日(月)15:45:00
掲載日時
2018年4月16日(月)15:55:00

【これからの見通し】週明けの海外市場、シリア攻撃のあく抜け感はでるのか

 週末に米英仏がシリア攻撃を実施。105発のミサイルを化学兵器関連施設に向けて発射した。トランプ米大統領は任務は完了したと述べており、ひとまず今後の攻撃については保留された形となった。週明け東京市場では日経平均は底堅さをみせて、56円高で取引を終了。為替市場では当初円安方向に振れたが、中国株式市場の下落を受けて次第に円高圧力に押されている。リスク動向はまだ落ち着いてこないようだ。

 米株先物はプラス圏で推移しており、先週末の下落から反発している。この後の海外市場でも欧州株や米株が買われるのかどうか。シリア攻撃をひとまず終えて、市場にアク抜け感がでてくるのかが注目される。

 ただ、中国株の下落の背景にはマネーサプライの伸び鈍化や不動産価格下落への懸念など中国の実体経済への不透明感があるようだ。米中貿易戦争への警戒感も根強いなかで、世界経済の牽引役の一角である中国経済の動向には注意したいところ。

 また、シリア攻撃にロシアが猛反発しており、米欧などとの対立が激しくなりそうだ。新興国市場が再び不安定になる可能性もあり念のため注意は必要だろう。

 きょうは月曜日には珍しく米小売売上高が発表される。今回3月分のデータは前月比+0.4%、自動車除く前月比+0.2%と予想されており、前回からの回復が見込まれている。また、NY連銀製造業景気指数(4月)、米企業在庫(2月)、対米証券投資(2月)など一連の米経済指標が発表される。また、米金融当局者関連では、カプラン・ダラス連銀総裁、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁の講演が予定されている。ただ、カシュカリ総裁は銀行規制関連のテーマが予定されている。米株式市場では決算発表が活発となっており、きょうはバンク・オブ・アメリカとネットフリックスが注目されている。

 このあとのロンドン・欧州時間には目立ったイベント予定はなく、シリア攻撃をめぐるロシアや西欧諸国の反応、トランプ米大統領のツイッター発言など政治関連の材料が市場に影響を与えそうだ。
  
minkabu PRESS編集部 松木秀明

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