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【これからの見通し】足元の円高の流れ、週末控えてどの程度調整入るか

配信日時
2018年3月16日(金)15:45:00
掲載日時
2018年3月16日(金)15:55:00

【これからの見通し】足元の円高の流れ、週末控えてどの程度調整入るか

 今週は特に後半に入ってから円高の流れが鮮明になっている。トランプ米政権の顔ぶれがガラリと刷新されており、対中国の貿易赤字を是が非でも縮小したい姿勢が示されている。日本では森友文書問題で安倍政権の支持率が低下。英国ではEU離脱交渉の不透明感が企業行動に影響を与えはじめていること加えて、ロシアとの政治問題が国際的な緊張を高めている。株式市場は大崩れはしないものの、不安定な展開が続いている。円買いの流れに対して、ドル指数は週を通して同水準でふらふらと方向感に欠けている。

 経済ファンダメンタルズ面からは、先週の米雇用統計で、予想上の雇用者数の増加となる一方で、平均時給の伸びは2ケ月前に後戻りした。来週の米FOMCでの利上げが確実視されるなかで、市場での今年の利上げ回数の見通しでは4回との見方は後退。3回が優勢になっている。データによっては、2回と4回の見通しが拮抗しているものもある。

 この後の欧州・ロンドン時間にはユーロ圏消費者物価指数・確報値(2月)が発表されるほか目立ったイベント予定はない。NY時間には、米住宅着工件数と住宅建設許可件数(2月)、米鉱工業生産と設備稼働率(2月)、ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(3月)などの米経済指標が発表される。

 比較的イベント予定が少ないなかで、週末を控えたタイミングとあって、円高の流れにやや調整が入る場面が想定される。しかし、政治関連の報道がいつ飛び出すのかは不透明。内容次第では再び円高の動きが強まるリスクもある。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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