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ドルショートの巻き戻しの流れは依然として続く=NY為替前半

配信日時
2017年12月8日(金)03:03:00
掲載日時
2017年12月8日(金)03:13:00

 きょうのNY為替市場、ドル買いの動きは一服しているものの、年末に向けたファンド勢などのドルショートの巻き戻しの流れは依然として続いている。

 ただ、本格的なドル買いとの見方は少ない。今週の米10年債利回りは、上院が米税制改革法案を可決したことによる週初の上昇以降下げが続き、イールドカーブもフラット化が続いている。それにもかかわらず、ドルは堅調な値動きを維持している点からもポジション調整が中心であることが推測される。

 ドル円は112円台後半に上昇。前日急落していた日経平均がきょうは反発していたことで円高圧力も一服しており、きょうは一本調子の上げを演じている。ただ、明日の米雇用統計の結果を確認したい雰囲気もあり113円台には慎重さもうかがえる。

 目先は週初につけた高値113.10円付近が上値レジスタンスとして意識。一方、21日線が112.40円付近にきており下値サポートとして意識される。

 一方、ユーロドルは1.17ドル台後半での振幅が続いている。きょうは一時1.1775ドル付近まで下落するなどロングポジションの巻き戻しが続いている。NY時間に入ると下げ渋る動きも見られているが、1.18ドル台の上値抵抗は強くなっている模様。明日は1.1800や1.1820ドルのオプションの期日到来がまとまった規模で観測されているが、1.18ドルちょうど付近にはオプション絡みの売りオーダーも並んでいるようだ。

 きょうは7-9月期のユーロ圏GDPの確報値が発表になっていたが、改定値と変わらず前期比+0.6%と金融危機後では高水準の成長を見せている。個人消費や民間設備投資が好調。来週はECB理事会が予定されており、ドラギ総裁の会見では景気判断について、堅調との認識を引続き示してくる可能性もありそうだ。

 しかし、市場では来年9月まで継続と新たに設定した資産購入については、もう3ヵ月延長し来年一杯までとし、利上げについては2019年以降との見通しは依然として多い。

 景気回復が鮮明になっていることや失業率の低下にもかかわらず、インフレについては目標(2%若干下回る水準)になかなか到達しないと見ているようだ。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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