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【これからの見通し】不透明感多く、方向感でにくい展開か

配信日時
2017年10月10日(火)15:45:00
掲載日時
2017年10月10日(火)15:55:00

 先週末の米雇用統計とその後の北朝鮮リスク報道で、円相場は神経質な上下動をみせたが、週明けの海外市場では値動きは落ち着いた。きょうの東京市場ではドル円は112円台後半での取引、ユーロドルは1.17台半ばから後半と、先週来のレンジ内での推移に留まっている。

 そのなかで今年12月FOMCでの市場の利上げ確率は9割弱の高水準を維持しており、目先の地政学リスクにもかかわらず高止まり。北朝鮮の長距離ミサイル発射など突発的なニュースがでてこなければドル売り・円買いには反応しにくい状況になっている。ただ、米雇用統計後の値動きをみると、積極的にドルを買い上げるだけの力にも欠けている。米債券利回りの一段高といった支援材料がほしいところ。

 このあとは、経済統計では英鉱工業生産(8月)と製造業生産高(8月)、英商品貿易収支(8月)やカナダ住宅着工件数(9月)と住宅建設許可(8月)が予定されている。英鉱工業生産は前年比+0.9%と伸びの加速が予想されており、事前の買い仕掛けの可能性に留意しておきたい。また、カナダドルにとっては、ウィルキンス加中銀副総裁のIMF関連の講演が予定されている。

 米国ではカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁の講演が予定されているほか、特段の注目材料は見当たらない。今週前半は、は一連の米金融機関の決算発表や金曜日の米消費者物価と小売売上高の結果を見極めたいとのムードが広がりそうだ。

 ユーロ相場は、政治関連の話題が中心になっている。東京午前にはドイツの連立政権に向けた動きが進展しているとの報道を受けて、ユーロ買いの動きがみられた。足元では、対ドルや対円ではユーロは堅調さを維持しているが、対ポンドや対豪ドルでは上昇を消してきている。このあとの欧州市場でこのニュースが再認識されるのかどうか注意してみたいところ。また、日本時間明日午前1時にはカタルーニャ州首相が州議会で演説する予定となっている。この問題のユーロ相場への影響度を見極める時間帯となりそうだ。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

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