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ポジティブな米雇用統計もドル円は本日安値圏で推移=NY為替後半

配信日時
2017年10月7日(土)04:32:00
掲載日時
2017年10月7日(土)04:42:00

 NY時間の終盤に入ってドル円は112.65近辺と本日の安値圏での推移が続いている。この日の米雇用統計を受けドル買いが強まり、ドル円は113円台を回復した。一時113.40近辺まで上昇。

 その米雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が予想外の減少となっていた。NFPについてはハリケーンの影響が予想されたことから、今回はノイズと受け止められており、労働市場の基調を示すものではないと見られている。一方、ハリケーンの影響が出にくいと思われていた平均時給が大幅に上昇したことは心強い内容であっただろう。失業率も、労働参加率が上昇した中での下げは大きい。

 全体的にはポジティブな内容との受け止めが主流で、CMEがFF金利先物から算出しているFEDウォッチでは12月FOMCでの利上げ確率を90%超まで高めている。

 ただ、これまでドルはだいぶ買われていたことから、ポジティブな米雇用統計をきっかけに利益確定売りも出ているようだ。その後、ドル円はストップを巻き込んで112.65付近まで急速に下げ完全に失速している。

 ドル売りも然ることながら、円買い圧力も加わっている模様。北朝鮮が週末にミサイル実験を再び実施するのではとの憶測が流れており、ロシアのモロゾフ下院議員の発言がきっかけとなっているようだ。同議員は「北朝鮮は新たな長距離ミサイルの実験を準備しており、米西海岸を攻撃することが可能だとの数学的な計算すら示した」という。同議員は今週、北朝鮮を訪問している。

 10月10日は北朝鮮の朝鮮労働党の創建記念日であり、かつ、日本では総選挙の公示日でもある。ミサイルの実験のタイミングとしては、今週末は要警戒なのかもしれない。

 一方、ユーロ円は132円台前半での振幅が続いている。基本的にはドル円とユーロドルに挟まれて身動きが取れない状態のようだ。きょうは132.75付近まで上昇していたものの、北朝鮮への警戒感から円高の動きが出ており、伸び悩む展開となっている。

 このところ、ユーロ自体が調整に入っており、ユーロ円も上値の重い展開が続いている。テクニカル的には10日線と21日線のデットクロスを示現しそうな気配が出ている。更に下値模索となり、131.75水準をブレイクしてくるようであれば、130円台が視野に入りそうな気配も出ている。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

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