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【これからの見通し】ドル買いか、円売りか、きょうは米CPIと英MPC

配信日時
2017年9月14日(木)15:45:00
掲載日時
2017年9月14日(木)15:55:00

【これからの見通し】ドル買いか、円売りか、きょうは米CPIと英MPC

 ドル円は110円台半ばでの推移。今週に入ってから方向がドル高や円安へと急転換している。週末および週明けにかけて北朝鮮から挑発行為がみられなかったことや、国連での制裁決議案が想定より穏当な内容に留まったことなどで、北朝鮮リスクがいったん落ち着いたことが背景。さらに米国の減税に向けた動きが前進するとの期待もでてきている。昨日の米株式市場では主要3指数が最高値を再び更新した。このままリスク選好相場が続くのか、まだ半信半疑な面もあり、引き続き北朝鮮関連の報道には注意が必要。ただ、核で日本列島を沈めるといった北朝鮮からの発言には市場はそれほど反応していない。

 今後、ドル買いと円売りどちらの面が継続できるのか、まずは米経済統計の結果を見守りたいところだ。きょうは新規失業保険申請件数(9日までの週)、消費者物価指数(8月)が発表される。消費者物価の伸びは前回から加速することが見込まれている。昨日発表された生産者物価が前月比プラスに転じたこともあり、強気の見方が多くなっているもよう。予想以上の結果となれば、ドル買いの面が強調されそうだ。

 また、昨日は最高値更新に沸いた米株式市場が、きょうも買い継続できるようだと、円売り局面も継続する可能性があろう。ドル円の110円台後半は8月末の高値水準でもあり、この節目を上抜ける勢いがあるのかどうかがポイントとなりそうだ。ドル円は110.00、110.50、111.00とキリの良い水準にオプション行使価格が散見されている。きょうからあすにかけて期日を迎えるオプションが億ドル単位であるようだ。

 また、きょうは英金融政策委員会(MPC)の結果が発表される。今回も政策金利や資産買入枠は据え置きとなることが市場のコンセンサスとなっている。注目は議事録での票割れとなろう。前回の利上げ2票に変化がみられるのかどうか。今週発表された英消費者物価指数が再び上昇したことが、委員の見方に変化をもたらすのか注目される。ポンド相場は事前に思惑で動き出すことも多い。
 
みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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