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【中国】預金準備率引き下げ観測浮上、人民銀関係者は否定[FISCO]

配信日時
2017年8月20日(日)23:08:00
掲載日時
2017年8月20日(日)23:18:00

一部メディアの報道を受け、中国で預金準備率の引き下げ観測が浮上している。やや引き締め方向に傾いた金融政策が国内経済にマイナスの影響をもたらすなか、中国人民銀行(中央銀行)が8月中にも国内銀行の預金準備率を引き下げる可能性がある——というのだ。ただ、人民銀参事の盛松成氏は「準備率引き下げが市場に発するシグナルは強すぎる」とした上で、「人民銀は別の手段を通じて流動性を投入するだろう」との見解を示している。複数メディアが16日伝えた。預金準備率引き下げの観測を報じたのは、本土メディアの新浪財経。新浪財経は15日、あるファンド会社幹部の見解を引用する形で、「月内にも預金準備率引き下げの可能性がある」と伝えた。同幹部によると、直近3四半期にわたる引き締め政策が中国経済にマイナスの影響をもたらしたため、人民銀は金融政策の軌道修正を図る方針という。新浪財経はこのほか、広発証券の見解も紹介。人民元安の圧力が緩和される中、同証券は「預金準備率引き下げのチャンスが到来した」との見方を示し、年内にも引き下げの可能性があると分析している。こうした報道を受け、15日の中国本土、香港マーケットでは本土系銀行株が軒並み大きく買い進まれた。中国銀行業監督管理委員会が発表した四半期データで、商業銀行の経営改善が確認されたことも支援材料。商銀全体の純利益は今年上半期(1~6月)に前年同期比で7.9%増加し、伸び率は第1四半期(1~3月)の4.6%から加速している。6月末時点の不良債権比率は、3月末と同水準の1.74%を維持した。ただ冒頭で触れたように、人民銀関係者は準備率引き下げ観測に否定的な見方。このほか、スタンダードチャータード銀のストラテジストは、「中国経済がそれほど悪化していない」とし、現時点で準備率引き下げの必要はないとの見解を示している。むしろ、米国が9月にもバランスシート縮小に踏み切ると予測される中、現時点での準備率引き下げはリスクが大きいと指摘した。直近の預金準備率引き下げは、2016年3月1日付で実施。大手行の場合で17.5→17.0%に0.5ポイント引き下げられた。【亜州IR】

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ニュース提供:FISCO

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