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【これからの見通し】先週末のドル売りにどの程度の調整が入るのか見極めに

配信日時
2017年7月17日(月)15:45:00
掲載日時
2017年7月17日(月)15:55:00

【これからの見通し】先週末のドル売りにどの程度の調整が入るのか見極めに

 週明けのアジア市場はドル円が112円台後半、ユーロドルが1.14台後半から半ばなど、先週末からのドル安圏での取引となっている。比較的小動きのなかで、一段のドル安の動きは限定的。先週末に発表された米国の小売売上高と消費者物価指数がいずれも弱めの結果となったことで、ドル売りが進んだ経緯がある。一方、早期の利上げ観測が後退したことで米国株式市場は買われており、週明けのアジア市場では中国本土株以外は比較的堅調に取引されている。アジア時間に発表された中国GDP、小売売上高、鉱工業生産など一連の経済指標は予想を上回っており、好感される結果だったものの、東京勢不在の為替市場はそれほどリスク選好には反応しなかった。この後の海外市場では、ロンドン・NY勢が本格的に取引を始動する。為替市場も米債券市場や各国株式市場などの動向をみながらの展開となりそうだ。

 この後の材料としては、ユーロ圏消費者物価指数・確報値(6月)、NY連銀製造業景気指数(7月)などの経済指標が発表される。ユーロ圏消費者物価指数は確報値ということで、速報値からの乖離が大きくならなければ反応薄となる可能性がある。NY連銀製造業景気指数は予想段階で15.0と前回の19.8からの低下が見込まれている。先週末に強まったドル売りの流れが再開するのかどうか。発表前の時間帯ではドル売りにどの程度の調整が入ってくるのか。などドル相場中心の展開が想定される。

 発言予定は、きょうは主要な金融当局者の講演予定はない。報道機関のインタビューや観測報道などが中心となりそうだ。また、きょうは英国とEUの離脱担当者が協議を行う予定。その内容にユーロ対ポンド相場が反応する可能性はあろう。 

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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