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【中銀チェック】今後の利上げ・量的緩和縮小へ期待も、まだ時期尚早か<ECB理事会>

配信日時
2017年7月16日(日)17:00:00
掲載日時
2017年7月16日(日)17:10:00

 今週は20日に日銀とECBが金融政策の発表を行います。
 日銀は20日お昼ごろに会合結果を発表、続いて20時45分にECB理事会の結果が発表されます。ともに現状維持見通しで市場の見通しは一致しています。

 ECBに関しては、その後のドラギ総裁の記者会見が注目されるところです。

 ドラギ総裁は先月行われたECB年次フォーラムの中で「インフレの要因は総じて一時的」と発言しました。
経済がかなり好調になりつつあるユーロ圏だけに、現状の中銀預金金利がマイナスという状況を支えているのは、インフレの鈍化傾向がメインと見られているだけに、同フォーラムでの総裁の発言を受けて、今後の利上げや量的緩和の縮小などへの期待感が広がりました。

 とはいえ、今回の理事会で金融緩和の後退にかじを切るとは考えられてはいません。そのため市場の注目は、理事会後のドラギ総裁の会見となりそうです。

 ドラギ総裁は、基本的にはECBフォーラムでも示されたように、ユーロ圏経済に対する自信を示してくると見られています。
 注目の金融政策動向については、ECBフォーラムでの講演でも「インフレの勢いが持続的かつ自律的なものになるにはなお、相当程度の金融緩和が必要」と発言しており、とりあえずは当面の緩和姿勢を崩さないのではと考えられます。

 年内の実施が決定している量的緩和の来年以降の縮小・停止についても、今回の理事会で、先の縮小について示すのは時期尚早との見方が強いです。
 ただ、会見では議論の有無を含めて話題になると思われます。

 現在市場ではドラギ総裁が3年ぶりに出席を決めた8月のジャクソンホールでのシンポジウムにおいて、これまでの緩和姿勢からの変更を表明、9月のECB理事会で来年以降の縮小を決定という流れを見込んでいます。

 今回の会見でこうした見方にもつながる前向きな姿勢が見られればユーロ買いとなります。 

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