【本日の見通し】基調は上方向もNY不在で慎重姿勢
前日のNY市場でISM製造業景気指数の好結果を受けてドル高が進行。ドル円は113円台にしっかりと乗せてきた。内訳をみても新規受注や生産といった重要視される項目が軒並みの好結果。金曜日の雇用統計との相関が意識される雇用指数も前回の53.5から57.2まで大きく伸びており、好結果が期待される状況で、ドル買いの材料となりそう。
そうした意味ではまだ上を期待する流れであるが、今日は7月4日、米国の独立記念日でお休み。米国市場の休場のときはロンドン市場も閑散となる傾向が強い。特にこのところは米債利回りが相場に影響する展開が続いており、債券市場が休場の中、取引が手控えられる可能性が高い。