NY株式10日(NY時間09:41)
ダウ平均 19847.79(-39.59 -0.20%)
ナスダック 5530.07(-1.75 -0.03%)
CME日経平均先物 19385(大証終比:+75 +0.39%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅安で始まっている。市場は2つの待ちとなっており、一つは明日のトランプ氏の米大統領就任に向けた会見で、トランプ氏が選挙中に公言してきた大型減税やインフラ整備、そして規制緩和などについて具体的な言及があるか注目している。2つ目は決算発表で週末の大手銀の決算に注目している。
ダウ平均は2万ドル手前で足踏み状態で、前日は利益確定売りに押される展開となったが、下押す動きまでは出ていない。きょうも同様の展開となるか注目される。
ナスダックは横ばい。寄り付きは買い先行で始まったものの、直ぐに伸び悩んでいる。アップルやフェイスブック、アマゾンなど主力株は総じて軟調なスタート。インテルやエヌビディアなど半導体は買いが先行している。
このあとの予定は日本時間の0時に11月の米卸売在庫(確報値)が発表される。米地区連銀総裁など経済関連の要人発言は予定されていないが、オバマ米大統領がシカゴで別れのスピーチを行う予定。引け後の主要企業の決算は予定されていない。
カナダの医薬品のバリアントが大幅高。同社が保有するスキンケアの3つのブランドをフランスのロレアルに13億ドルで売却すると発表した。
遺伝子解析ツール開発のイルミナが大幅高。予想を上回る業績見通しと新製品を発表した。
バリアント 16.93(+1.58 +10.29%)
イルミナ 165.10(+23.56 +16.65%)
みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美