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【これからの見通し】きょうは米雇用統計、ドル売りトレンドに転じるか分岐点に

配信日時
2017年1月6日(金)15:45:00
掲載日時
2017年1月6日(金)15:55:00

【これからの見通し】きょうは米雇用統計、ドル売りトレンドに転じるか分岐点に

 今週はドル売りが進行している。ドル円は118円台後半から115円割れ寸前まで連日の下落。ユーロドルは1.03台前半をつける場面があったあとは、1.06台乗せへと反発の流れとなっている。各主要通貨ペアで10+21日移動平均線がドルにとってのデッドクロスを示現する(あるいは示現しそうな)状況となっている。トランプ相場の再開が期待される年明けだったが、ドル高の流れにとってはどうも様子が違ってきているようだ。

 きょうは12月の米雇用統計が発表される。非農業部門雇用者数の伸びは17.5万人程度と見られており、これは前回の17.8万人と同程度。失業率は4.7%と前回の4.6%から0.1%ポイント悪化する見込み。昨日発表されたISM非製造業景況指数における雇用指数が53.8と前回の58.2から悪化しており、やや警戒感もあるようだ。一方、平均時給は前月比+0.3%と前回の-0.1%から回復する見込み。予想段階では強弱が交錯している。

 その他の材料も多い。経済指標では貿易統計、製造業新規受注などの米経済指標。カナダでも雇用統計と貿易統計が発表される。米金融当局者では、エバンス・シカゴ連銀総裁、ラッカー・リッチモンド連銀総裁、カプラン・ダラス連銀総裁などの講演が予定されている。欧州では、ドイツとユーロ圏の小売売上高、ドイツの製造業受注、ユーロ圏の景況感関連の指標などが発表される。トランプ氏は保護主義的な通商政策を打ち出すことが想定されており、米貿易赤字拡大は不透明感を増幅させることが警戒される。雇用とともにトランブ氏の影を見ざるを得ない状況となっている。

 来週の11日のトランプ次期大統領の記者会見や20日の就任式後のコメントなど、連日ツイッターでの発言が物議を醸しているだけに、相場に与えるリスクは大きそうだ。昨日のトヨタのメキシコ工場についての言及が問題視され、きょうの東京株式市場では自動車株が売られている。通商政策に絡んで、ドル相場への言及があれば相場は混乱をきたす可能性があることを指摘しておきたい。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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