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ユーロ圏のインフレが上昇 続くようであれば3月のECB理事会は注目=NY為替

配信日時
2017年1月5日(木)00:36:00
掲載日時
2017年1月5日(木)00:46:00

 ドル高の動きが一服していることもあり、きょうのユーロドルは買戻しが優勢となっている。東京時間には1.03台に再び値を落としていたが、海外時間に入って買い戻しが優勢となり、現在は1.0470付近まで上昇してきている。前日高値が1.0490近辺だが、その水準をうかがう動き。

 ユーロは対ポンド、円でも上昇しているが、その要因の一つに、この日発表のユーロ圏消費者物価指数の速報値が挙げられる。前年比で1.1%上昇と予想を上回った。コア指数も0.9%に上昇している。2013年9月以来の水準で、ECBのインフレ目標である2%をやや下回る水準には遠く及ばないもののインフレの兆候は出始めている。商品市場で原油が50ドル台を回復する中、圏内のエネルギー価格が上昇していることが要因となっている模様。

 ある程度、昨年から想定されていたことではあるが、前日のドイツの消費者物価(HICP)も強かったことから改めて意識されているようだ。

 もし、この傾向が第1四半期に渡って続くようであれば、スタッフ見通しも発表になる3月のECB理事会は注目されそうだ。ECBは4月から資産購入プログラムを12月まで延期し、購入額はこれまでの月間800億ユーロから600億ユーロペースに縮小することを決めている。ただ、ECBは資産購入の拡大ペース縮小ではないとしている。

EUR/USD 1.0468 EUR/JPY 122.63 EUR/GBP 0.8530

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美

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