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NY為替概況 原油高など市場も落ち着き円安の動き ポンド円は来週の動きに注目も

配信日時
2016年3月12日(土)06:58:00
掲載日時
2016年3月12日(土)07:08:00

【原油高など市場も落ち着き円安の動き ポンド円は来週の動きに注目も】

きょうのNY市場は、前日のECB理事会を受けての激しい動きは収まり、円相場は円安の動きが見られている。

中国が人民元の中心レートは大幅引き上げたことや、国際エネルギー機関(IEA)が、原油相場が底打ちした可能性を指摘していたことで原油の買戻しが強まっていることが支援した。米株も上昇し、前日のECB理事会を受けた激しい動きも収まっている。

ドル円は113円台での底堅い動きとなった。東京時間に財務省と内閣府が発表した1~3月期の法人企業景気予測調査では大企業の景況判断が3四半期ぶりにマイナスとなったが、日銀の更なる緩和拡大や、日本政府による景気対策なおへの期待感も、円売りに繋がっていたものと思われる。

前日は112円台半ば程度まで下落していたが、このところ下値では準政府系など日本の機関投資家の買いも根強く出ているようでPKOではとの憶測も聞かれた。一方、114円台にも慎重。上下動はあるものの、方向感のない展開が続いた。

一方、ユーロドルは前日の急伸から利益確定売りが先行した。前日のECBが打ち出した追加緩和策の見直しもあったものの、動きも鈍かったことから、NY時間に入ると下げ渋る動きとなっている。1.10台まで下落する場面も見られたものの、1.11台後半まで戻す展開。

ポンドのショートカバーが続いており、ポンド円も一時164円台に上昇する場面が見られた。ポンド自体に好材料は何もないが、対ユーロでの上昇が波及。

前日の理事会でECBは、予想以上の追加緩和を打ち出してきた。一方で英中銀の方は、期待は後退しているものの次の行動はまだ利上げとの見方は堅持されており、少なくとも利下げという選択肢は出ていない。金融政策の方向感格差がポンドの買戻しを誘っている。

きょうの上昇で2月の下降波のフィボナッチ38.2%戻しの水準を突破し、定石通りであれば、50%戻しの164.80付近までの上昇の可能性も高まる。10日線と21日線のゴールデンクロスも示現しそうで、来週の動きが注目される。

みんかぶ「Klug」 野沢卓美

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