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NY為替概況 米GDP上方修正きっかけにドル買い優勢に ドル円は114円手前まで上昇

配信日時
2016年2月27日(土)07:00:00
掲載日時
2016年2月27日(土)07:10:00

【米GDP上方修正きっかけにドル買い優勢に ドル円は114円手前まで上昇】

きょうのNY市場はドル買いが優勢となり、ドル円は114円付近まで上昇し、ユーロドルは1.09台前半まで下落している。

この日発表になった米GDP改定値が予想外の上方修正となったことがドル買いを誘発している。上海で始まっているG20の協議の行方を見守りながら市場はリスク回避の雰囲気を一服させている。そのような中きょうの米GDPの上方修正はドル買戻しの良いきっかけとなったようだ。

しかし、上方修正の詳細を見ると、在庫投資と純輸出が寄与しており、そのほとんどは在庫投資となっている。一方でGDPの7割を占める個人消費は2.0%増、設備投資は1.9%減にそれぞれ下方修正されており、市場の反応ほどポジティブとも思われない。

ドル円は114円手前まで上昇。10日線を上回ってきていおり、このままリバウンド相場に入れるか注目の展開となってきた。G20を通過して115円を回復できるかがまずは第1関門となろう。21日線やフィボナッチ38.2%戻しの水準もその付近に控えている。

ユーロドルは売りが加速し1.09台前半まで下落。100日線を割り込んでおり、1.10から下放れする展開が強まり出している。10日線と21日線のデットクロスが示現しているものの、前日は下値追いに不安感が見られていたが、きょうは下値追いの気配も出ている。目先は1.08台が下値目標といったところだろう。

きょうの米2年債利回りは0.8%まで一時回復しているが、一方で、独2年債利回りは-0.54%と、ECBのマイナス金利である-0.3%を下回っている。

再来週のECB理事会では中銀預金のマイナス金利幅の拡大が見込まれているが、0.1%か0.2%程度の拡大といったところだろう。それでも独2年債利回りよりは高い水準。

米独の利回り格差は再び拡大し始めておりユーロドルを圧迫しているが、市場も次第に落ち着く中で、再び米欧の格差に着目した動きが出るか注目したい。

(Klugシニアアナリスト 野沢卓美)

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