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ロンドン為替概況 円買い優勢、原油反落でリスク回避ムード再燃

配信日時
2016年2月16日(火)21:33:00
掲載日時
2016年2月16日(火)21:43:00

ロンドン為替概況 円買い優勢、原油反落でリスク回避ムード再燃

16日のロンドン市場は、円買いが優勢。原油反落でリスク回避ムードが再燃した。

ドル円は東京市場で114.87レベルまで上昇したが、115円台に乗せる勢いには欠けた。その流れを受けてロンドン早朝から上値の重い展開。114円前半へとジリ安の動きで取引を始めた。序盤は原油相場がしっかりとしており、欧州株も小高く取引を開始した。注目材料は、サウジやカタール、ロシアなど産油4カ国の協議だった。サウジ石油相などから「生産を1月の水準で凍結することで合意」との結果が伝わるとNY原油先物は一時31ドル台半ばまで買い上げられた。しかし、「他の主要産油国が追随することが条件」と伝わると一気に売りが強まり、29ドル台へと反落。欧州株は下げに転じ、リスク回避ムードが再燃する。ドル円は114円を割り込むと一時113.65レベルまで下落。東京市場の高値からは1円以上の下落となった。その後は株安の動きが落ち着き114円台を回復する場面があったが、上値は重い。三連休明けのNY株式市場の動向が気になるところだ。

クロス円はドル円に沿った上下動。ユーロ円は127円台後半から前半へ、ポンド円は一時166円まで買われたが、その後は164円台前半へと反落。豪ドル円は82円台前半から81円台前半へ、カナダ円は83円台前半から一時82円台前半まで下げた。原油相場の上下動に振りまわされている。

ポンドにとってはこの日発表された一連の英物価指標も注目材料だった。1月の消費者物価指数は前月比-0.8%と市場予想-0.7%から下振れ。前回12月の+0.1%からマイナスに転じた。前年比では+0.3%と前回の+0.2%からやや上昇したが、低インフレ水準が続いている。ポンドは発表前の上げを消した。

1月のドイツZEW景況感指数は1.0と前回の10.2から大幅低下。市場予想0.0はかろうじて上回ったものの、センチメントの悪化が示された格好。世界経済の低成長や原油安の影響が背景。

自民・山本幸三氏は「米国の利上げは間違いだった」「日米中で政策協調やる方向で話する必要ある」と述べている。ブルームバーグが報じた。市場の混乱が続く中で、次回3月FOMCでの利上げには否定的な意見が多くなっているようだ。市場では上海で開催されるG20での政策協調への期待もあり、同氏の発言は市場のムードを代弁している面があろう。「1ドル=115円から120円がいい線」と具体的な水準の言及もあったが、ドル円相場は目立った反応は示さなかった。

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