東京早朝のドル円相場は117.70近辺で取引を開始している。連休中には一時116.70レベルまで安値を広げる場面もあり、円買いが優勢な展開だった。昨日の海外市場では、上海総合指数が5.33%安、NY原油先物が一時12年ぶりの30ドル台に下落するなどリスク回避の円買いの背景となっていた。ただ、NY終盤にはダウ平均が上昇、4日ぶりの反発となるなど値動きは一服した。週間ベースでは資源国通貨安が続いており、豪ドル円やカナダ円の下落がドル円の下げとともに目立っている。きょうも中国動向や原油動向をにらんだ展開となりそうだ。
USD/JPY 117.67 AUD/JPY 82.26 CAD/JPY 82.73