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ロンドン為替概況 株安・円高の動き、一段と進行

配信日時
2016年1月7日(木)21:35:00
掲載日時
2016年1月7日(木)21:45:00

7日のロンドン市場は、株安・円高の動きが一段と進行している。きょうの上海株式市場は取引開始からわずか30分以内で再びサーキットブレーカーが発動され、取引は強制終了された。この事態にアジア株は全面安となり、円買いの圧力が高まった。ロンドン市場でもこの流れが継続している。欧州株や米株先物、日経平均先物などが下落しており、NY原油先物は一時32ドルちょうど付近まで下落。東京タイムには安全資産買いで1100ドル超まで買われたNY金先物には一時換金売りが入る状況がみられた。リスク回避相場が再燃している。

そのなかで一段と円買いが進行している。ドル円は118円台前半から再び117円に突入すると、一時117.33レベルまで下値を広げた。その後も戻りも限定的。ポンド円は172円を割り込むと一気に170円台後半へと下落。豪ドル円は83円割れから82円ちょうど付近へと下落。カナダ円は83円台後半から一時82円台まで売られた。

そのなかではユーロ円は底堅さがみられ、ロンドン序盤に127円を割り込む場面があったが、その後は127円台後半へと下げ渋っている。ユーロに関しては、対ドルや対ポンド、対豪ドルなどクロス取引を含めたユーロ買いのフローが入っていたもよう。リスク回避局面では円に次いでユーロが買われやすくなっている。ユーロドルは1.08割れの動きから一転して1.08台後半へと反発。東京タイムのレンジを上下とも塗り替えた。

ドル相場は円やユーロに対しては売りが優勢だが、ポンドや豪ドル、新興国通貨などではドル買いが優勢。円買いが主導するマーケットでドル相場の方向性はまちまちだった。南ア・ランドは対ドルでの史上最安値を更新している。

この日発表された欧州の経済指標は強弱が交錯した。ドイツとユーロ圏の小売売上高はいずれも予想を下回る伸びだった。ユーロ圏の11月データは前月比-0.3%と低調だった。一方で、ユーロ圏失業率は10.5%に低下。一連のユーロ圏景況感関連の指標も改善していた。英国ではハリファックス住宅価格が予想から上振れしたが、ポンド売りは止まらなかった。

その他では有事リスクに関連するニュースが散見された。サウジがイエメンのイラン大使館空爆、パリで警察署侵入図り射殺など。中国ショックに加えて、地政学リスクが広がっており、市場では4月までの米再利上げを危ぶむ声もでてきている。

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