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NY為替概況 ドル円は下げ一服もリスク回避の雰囲気は続く

配信日時
2014年10月15日(水)06:07:00
掲載日時
2014年10月15日(水)06:17:00

【ドル円は下げ一服もリスク回避の雰囲気は続く】

きょうのNY市場、リスク回避からのドルへの逃避買いは続いている。この日発表のドイツの景況感指標も冴えず、ドイツ政府も成長見通しを下方修正するなど、ユーロ圏の先行き懸念は根強い。ドイツのリセッションも警戒される中、ユーロ圏経済への懸念を発端とした市場のリスク回避的な雰囲気は続いている。

ドル円は107.00を挟んでの上下動。この日発表のジョンソン&ジョンソンやシティグループの決算が好調だったことで米株が下げ一服となったことがドル円をサポートした。ただ、米株は序盤の上げを維持できずに前日同様に終盤にかけ売りが強まっており、地合いの弱さを示している。予断は許さない状況が続いており、株価にらみとなっているドル円の上値は重い。

ドル円の目先のサポートとしては、8月からの上昇波のフィボナッチ38.2%戻しの水準である106円台半ばあたりが意識される。きょうはその水準はサポートされている状況。

一方、ユーロ円、ポンド円といったクロス円は軟調。特にポンド円は一時170円を下回る場面も見られ、下値警戒感を高めている。きょうの英CPIが予想を下回り、英利上げ期待が後退していることから、ポンド安がポンド円を押し下げている。

英CPIは前年比1.2%と予想を下回っていた。原油下落やポンド高が物価を押し下げた模様。もし、1%を下回ってくるようであれば、カーニー英中銀総裁はオズボーン英財務相に弁明の書簡を送らなければならない。一部では、利上げを主張している委員が2人いるが、今回のCPIを受けて撤回してくるのではとの憶測も出ている。ポンドは上値へのモメンタムを完全に失っている格好。明日は英雇用統計が予定される。失業率は改善が見込まれ、雇用者数も増加が見込まれている。ただし、平均賃金は前年比で0.8%程度の上昇に留まることが予想されており、内容次第では早期利上げ期待を更に後退させる可能性も警戒される。

ポンド円はきょうの下げで200日線を下放れしており、テクニカル的にも下向きの流れを加速させているようだ。目先の下値ターゲットとしては、9月8日安値の169.35が意識されそうだ。

商品市場で原油が急落しており、加ドルや豪ドルといった資源国通貨の下落が目立っている。加ドルは対ドルで年初来安値の水準に下落している。

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