【弱い雇用統計が逆に早期利上げ期待後退に】
NY株式5日(NY時間16:23)
ダウ平均 17137.36(+67.78 +0.40%)
S&P500 2007.71(+10.06 +0.50%)
ナスダック 4582.90(+20.61 +0.45%)
CME日経平均先物 15695(大証終比:+5 +0.03%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は反発。この日発表になった米雇用統計が予想を下回る弱い内容となったことから、序盤は売りが先行したものの、後半にかけ買い戻されている。
弱い雇用統計で、逆に早期利上げ期待が後退しており、株価にとっては追い風となったようだ。また、ウクライナと親ロシア派が停戦に合意したこともフォロー。
ダウ平均は17000ドルに迫ったものの、17000ドル台はサポートされている。
ダウ採用銘柄ではナイキ、ホームデポ、メルクが上昇。一方、ボーイング、ユナイテッドテクノロジーズが軟調
高級アパレルのマイケルコースが商いを伴って下落。大株主で取締役でもあるストロール氏とチョウ氏が保有するマイケル・コースの株式1162万株(発行済み全株式の約5.7%)を売却する計画で、売却完了時点で取締役を退くことが明らかとなった。
ギャップが下落。8月の既存店売上高が予想を下回ったことが嫌気されている。8月の不調は全体の利益を押し下げる可能性があるとも述べていた。
自動車の衝突事故防止システムなどを手掛けるモービルアイが大幅高。今週、株価が倍以上の100ドルになる可能性がアナリストから指摘され賑わっていたが、引き続き上値期待が強まっている。
ナスダックも反発。フェイスブックやマイクロソフトが上昇。一方、テスラが下落。テスラのマスクCEOがテレビインタビューで株価は割高な部類にあると述べたことが嫌気されている。
(Klugシニアアナリスト 野沢卓美)
マイケルコース 76.39(-3.58 -4.48%)
ギャップ 44.65(-1.94 -4.16%)
モービルアイ 49.97(+4.60 +10.14%)
アップル 98.97(+0.85 +0.87%)
グーグル 586.08(+4.10 +0.70%)
フェイスブック 77.26(+1.31 +1.72%)
ツイッター 50.70(+0.46 +0.92%)
テスラ 277.39(-8.65 -3.02%)
ダウ採用銘柄
J&J 104.42(+0.58 +0.56%)
P&G 83.77(+0.07 +0.08%)
デュポン 66.00(+0.08 +0.12%)
ボーイング 124.69(-0.77 -0.61%)
キャタピラー 108.54(-0.28 -0.26%)
ユナイテッド 108.70(-0.52 -0.48%)
ビザ 214.21(-0.05 -0.02%)
ナイキ 82.04(+2.12 +2.65%)
GE 26.10(+0.14 +0.54%)
3M 144.20(+0.59 +0.41%)
エクソンモビル 99.26(+0.90 +0.92%)
シェブロン 127.40(+0.60 +0.47%)
コカコーラ 41.84(-0.03 -0.07%)
ディズニー 90.94(+0.80 +0.89%)
マクドナルド 93.07(+0.06 +0.06%)
ウォルマート 77.51(+0.95 +1.24%)
ホームデポ 91.61(+1.68 +1.87%)
JPモルガン 59.91(+0.20 +0.33%)
トラベラーズ 94.21(-0.05 -0.05%)
ゴールドマン 179.75(-0.33 -0.18%)
アメックス 89.61(-0.04 -0.04%)
Uヘルス 87.75(+0.69 +0.79%)
IBM 191.20(+0.52 +0.27%)
AT&T 35.15(+0.21 +0.60%)
ベライゾン 49.94(+0.22 +0.44%)
マイクロソフト 45.91(+0.65 +1.44%)
インテル 35.00(+0.10 +0.27%)
ファイザー 29.65(+0.28 +0.95%)
メルク 61.18(+1.10 +1.83%)
シスコ 25.00(+0.09 +0.36%)